The memory of the late friend② [Members BBS(メンバーの自由記事)]
二つ続いた後…、またそんなにそんなにも“亡き友人”の記事ばかりもどうか…とも思ったが。「あ、そういえば…」って思ったのだから、思ったときが書き時なのかも…と。
そうして、ブログにでも残しておけば、いつ何時も…遡って、目で“確かめる”ことができるわけで…。こうして記事に在る事が、すなわち…、オレの中に在る…“彼”の存在としての所在的『証明』として…。
…さて。過去の記事です。記事?っていうか、これ↓何と!?“2003年”に書いたものになるけど。これって実はある仲間達に向けて書いたある文章で。当時は、ブログなど始めてなかった為、ある企画でメッセージ的な活用として、書いたもの…だったのですが。そいえば、こういうのもあった…と思い出したんで、“ここ”に残す。(↓若干、あたりさわりなく修正しますが…)
*** *** ***
“彼”がいなくなってどれくらい経っただろうか。
若かりし頃のオレ達は、仲間とよく集まり、飲んで、遊び、語った。
しかし、そんな時間はいつまでも続くものではなかった。オレ達、個人個人を取り巻く環境はそれぞれであり、日々変化していく。それでもオレ達は、そんな環境に適応していかなければならない…。だが、たとえどんなに環境が変わっても、“友達”だけは不変である。そう思ってた…。そう思えばこそ、それは自然な流れだった。
オレと“彼”は就職組になった。オレは大きな環境の変動の中にいて、まさにそれに飲み込まれまいと戦っていた。もう昔みたいに遊んだあの頃とは違う。覚悟はしていた。だが、メモリーの中の“友人達”はやっぱり「不変」だった。“彼”も同じようにがんばっているんだなと思えた。
オレはそうした環境の中に自分をはめていく。…自分では気が付いていない。そして、そんな生活が「普通」になっていった。こんなものだと思えたりした…。
…そして、あの突然の訃報を聞いたのは、社会人となって一ヶ月も経たないある日だった。
ほとぼりが冷めるまで毎夜、オレ達は自然に仲間の家に集まっていた。“彼”は酒が好きだったから…と、とにかく飲んだ。そして、“彼”の話をした。
“彼”がなぜこうなったのか?…“親友”だった“彼”のことを理解していたつもりでいたのだが…、こんな事になるなんて思いもしなかった自分は、それをはっきりとは語れなくなっている。
“彼”はよく悲観的な事を口にするヤツだった。所詮的な話を…よくする、それが“キャラ”だった。それを同意するヤツ、そう思いたくないから、一生懸命否定するヤツ、かつて取巻いた“仲間”の応対はそれぞれだ。しかし、そこに“彼”の居場所があった。
誰しもがそういう(悲観的な)思いを持っていると思う。オレも同意派だったから、“彼”と特に気が合ったんだ。…でも、それでも生きていくのが人間だ。だって人生はそういう事だけではない。認めてはいる…。だけど、それはただその一部として同意しているのだ。
…しかし、“彼”は違っていた。
“彼”はよくこんなことを言っていた。「自分がいなくなったって、誰も何も感じないさ。所詮、忘れ去られていくのだ」と。
社会人になり、辛いこともあり、そんな中ふと気が付くと、いつも近くにいた“仲間”がここにいない…。“彼”の思いは確信になったのかもしれない。
“同意”派だったオレだが、しかし…、あの時はっきり気付かされた。…その言葉は“間違い”だったのだと。
なぜなら、ここに集まったみんなが、“彼”の為に涙を流している。自分が友人をおろそかにしたせいだと、それぞれが自らに責任があるとばかりに…、後悔の念をこぼしているのだ…。
…それを見て思った。自分の存在は、自分が思っているほど軽いものではないと。自分の存在は、自分が思っている以上に人に影響を与えているのだと。そうして、自分が影響を与えた人達は、自分が思っている以上に自分の事を思っていてくれて、そんな人達を自分は自分の様に大切にしなければいけない事を…。
これ(彼の死)はもちろん誰のせいでもない。しかし、もっと“友人”を大切にする事はできたはず。オレは再びこの時、“仲間”というものを…、見つめ直した。
この機会に“彼”は仲間を久しぶりにひとつにした。そして、その大切さを思い出させた。しかし、その方法がこんな形であったとは…。皮肉にも“彼”は…、それを確認する事が、もう出来ないのだから…。
オレは“彼”に影響を与えられた一人であり、それが消える事はない。
…だから、オレは“彼”が残していったメッセージを、今近くにいる仲間達に…、伝えようと思うのだ。
*** *** ***
どうか、今これを読んでくれるかくれまいか(!?)、でも近しい人達へ…、彼の死を通してオレが感じし事(こんな↑“想い”)を…どんな形かでも伝えられればと思って…。(つか、暗に示して書いてる部分が多いので、かなり伝わりづらいと思いますが…。すいません。)
そうして、ブログにでも残しておけば、いつ何時も…遡って、目で“確かめる”ことができるわけで…。こうして記事に在る事が、すなわち…、オレの中に在る…“彼”の存在としての所在的『証明』として…。
…さて。過去の記事です。記事?っていうか、これ↓何と!?“2003年”に書いたものになるけど。これって実はある仲間達に向けて書いたある文章で。当時は、ブログなど始めてなかった為、ある企画でメッセージ的な活用として、書いたもの…だったのですが。そいえば、こういうのもあった…と思い出したんで、“ここ”に残す。(↓若干、あたりさわりなく修正しますが…)
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“彼”がいなくなってどれくらい経っただろうか。
若かりし頃のオレ達は、仲間とよく集まり、飲んで、遊び、語った。
しかし、そんな時間はいつまでも続くものではなかった。オレ達、個人個人を取り巻く環境はそれぞれであり、日々変化していく。それでもオレ達は、そんな環境に適応していかなければならない…。だが、たとえどんなに環境が変わっても、“友達”だけは不変である。そう思ってた…。そう思えばこそ、それは自然な流れだった。
オレと“彼”は就職組になった。オレは大きな環境の変動の中にいて、まさにそれに飲み込まれまいと戦っていた。もう昔みたいに遊んだあの頃とは違う。覚悟はしていた。だが、メモリーの中の“友人達”はやっぱり「不変」だった。“彼”も同じようにがんばっているんだなと思えた。
オレはそうした環境の中に自分をはめていく。…自分では気が付いていない。そして、そんな生活が「普通」になっていった。こんなものだと思えたりした…。
…そして、あの突然の訃報を聞いたのは、社会人となって一ヶ月も経たないある日だった。
ほとぼりが冷めるまで毎夜、オレ達は自然に仲間の家に集まっていた。“彼”は酒が好きだったから…と、とにかく飲んだ。そして、“彼”の話をした。
“彼”がなぜこうなったのか?…“親友”だった“彼”のことを理解していたつもりでいたのだが…、こんな事になるなんて思いもしなかった自分は、それをはっきりとは語れなくなっている。
“彼”はよく悲観的な事を口にするヤツだった。所詮的な話を…よくする、それが“キャラ”だった。それを同意するヤツ、そう思いたくないから、一生懸命否定するヤツ、かつて取巻いた“仲間”の応対はそれぞれだ。しかし、そこに“彼”の居場所があった。
誰しもがそういう(悲観的な)思いを持っていると思う。オレも同意派だったから、“彼”と特に気が合ったんだ。…でも、それでも生きていくのが人間だ。だって人生はそういう事だけではない。認めてはいる…。だけど、それはただその一部として同意しているのだ。
…しかし、“彼”は違っていた。
“彼”はよくこんなことを言っていた。「自分がいなくなったって、誰も何も感じないさ。所詮、忘れ去られていくのだ」と。
社会人になり、辛いこともあり、そんな中ふと気が付くと、いつも近くにいた“仲間”がここにいない…。“彼”の思いは確信になったのかもしれない。
“同意”派だったオレだが、しかし…、あの時はっきり気付かされた。…その言葉は“間違い”だったのだと。
なぜなら、ここに集まったみんなが、“彼”の為に涙を流している。自分が友人をおろそかにしたせいだと、それぞれが自らに責任があるとばかりに…、後悔の念をこぼしているのだ…。
…それを見て思った。自分の存在は、自分が思っているほど軽いものではないと。自分の存在は、自分が思っている以上に人に影響を与えているのだと。そうして、自分が影響を与えた人達は、自分が思っている以上に自分の事を思っていてくれて、そんな人達を自分は自分の様に大切にしなければいけない事を…。
これ(彼の死)はもちろん誰のせいでもない。しかし、もっと“友人”を大切にする事はできたはず。オレは再びこの時、“仲間”というものを…、見つめ直した。
この機会に“彼”は仲間を久しぶりにひとつにした。そして、その大切さを思い出させた。しかし、その方法がこんな形であったとは…。皮肉にも“彼”は…、それを確認する事が、もう出来ないのだから…。
オレは“彼”に影響を与えられた一人であり、それが消える事はない。
…だから、オレは“彼”が残していったメッセージを、今近くにいる仲間達に…、伝えようと思うのだ。
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どうか、今これを読んでくれるかくれまいか(!?)、でも近しい人達へ…、彼の死を通してオレが感じし事(こんな↑“想い”)を…どんな形かでも伝えられればと思って…。(つか、暗に示して書いてる部分が多いので、かなり伝わりづらいと思いますが…。すいません。)
posted by シンディ at 2011-09-13 23:06
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